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住宅ローンと車のローンが両方きつい|家計の診断と手の打ちどころの順番

ファミカー

住宅ローンと車のローンの二重払いがきついとき、最初にやるのは住居費と車費を1枚に書き出す家計の診断です。借りすぎと責める前に、重い側から手を打つ順番、車側・住宅側それぞれの見直しの道、やってはいけないことまで、住宅ローンを抱える子育て世帯の目線で整理しました。

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結論

住宅ローンと車のローンの二重払いがきついのは、「借りすぎたから」とは限りません。やることは順番で、(1)住居費+車費の合計と内訳を1枚に書き出し、手取りに占める割合を出す、(2)重い側から手を打つ——車側が重いならダウンサイジング・定額化・手放す、住宅側が重いなら金融機関への借り換え・条件変更の相談、の順で整理できます。本記事は家計全体の診断と判断の記事です。車の維持費の削り方やボーナス払いの見直しなど、具体的な出口の進め方はそれぞれの記事に案内します。

家を建てて、車も持って、子どもも育てている。どれも家族に必要だと思って選んだのに、毎月の引き落としを眺めると住宅ローンと車の支払いが並んでいて、正直きつい——そう感じている人に向けた記事です。

最初にはっきり書いておきます。両方の支払いがきついのは、あなたが「借りすぎた」からとは限りません。家と車は人生の中でも大きな買い物で、契約した時点と今とでは、収入・物価・家族の状況が変わっているのが普通です。状況が変わったなら、支払いの形も暮らしに合わせて見直していい。責める話ではなく、整える話です。

なお、検索すると「住宅ローンと車のローンは併用で審査に通るか」という借りる前の記事が多く出てきますが、本記事はすでに両方を抱えていて、いまきつい人のための記事です。役割分担として、この記事では家計全体をどう診断し、どの出口に進むかの判断までを扱い、車側の具体策は車の維持費がきつい|手放すか持ち方を変えるか車のボーナス払いをやめたいへ、それぞれ詳しい記事に案内します。

診断:住居費+車費を1枚に書き出す

きつさの正体をつかむために、まず住居費と車費を同じ1枚に書き出します。頭の中やアプリの断片で把握しているつもりでも、2つのローンは引き落とし日も契約先も違うため、合計を一度も見たことがない家庭は珍しくありません。

書き出す項目は次のとおりです。金額は通帳・契約書・保険証券から実額を拾ってください。

住居費側

車費側

車費側の拾い方は車の維持費の内訳と年間目安で6費目に分解しているので、抜け漏れチェックに使ってください。ローンの支払いだけを車費と思っていると、実際の車の負担を小さく見積もることになります。

書き出したら、(住居費+車費)÷ 手取り月収で、2つの合計が手取りに占める割合を出します。ローンの世界では、年収に対する返済額の割合(返済負担率)で無理のなさを測る考え方が一般に使われていますが、「何%までなら安全」という基準をここで断定することはしません。同じ割合でも、家族の人数・教育費の時期・収入の安定度で余裕はまるで違うからです。自分の家計にとって無理のない水準かどうかは、金融機関やファイナンシャルプランナー(FP)に家計全体を見てもらって判断するのが確実です。

この診断のゴールは、「なんとなく両方きつい」を、「住居費が◯円・車費が◯円で、重いのはこっち」という具体的な数字に変えることです。ここが数字になるだけで、次に打つ手が選べるようになります。

手の打ちどころ:重い側から、動かしやすい順に

書き出した結果に応じて、手の打ちどころは3パターンに分かれます。

診断結果打ち手の方向具体的な道
車費側が重い車の持ち方・支払い方を見直すダウンサイジング/月額定額化/手放してカーシェア等へ
住居費側が重い金融機関に相談する借り換え・返済条件の変更の相談(可否は金融機関次第)
どちらも重い・削っても足りない家計全体を専門家に見てもらうFP等への相談。深刻なら公的窓口へ

車費側が重い場合:動かせる選択肢が比較的多い

一般的な傾向として、車側は自分の判断で動かせる選択肢が住宅側より多いのが特徴です。方向は3つあります。

  1. ダウンサイジング:次の乗り換えで普通車から軽など維持費の低い車格に下げる道です。一般に軽自動車は税金・保険料・燃料代を抑えやすい傾向がありますが、チャイルドシートの台数など家族の使い方に合うかが前提です。
  2. 持ち方を変えて定額化する:車検や税金などまとまった出費が不定期に来ることがきつさの一因なら、月額定額のカーリースに切り替えて支出を平準化する道があります。ただし月々が下がることと総額で得することは別なので、購入とリースはリースvs購入の総額シミュレーターで同じ期間の総額に並べて比べてください。
  3. 手放す:生活圏が許すなら、手放してカーシェア・レンタカーに置き換えるのが車費をいちばん大きく下げる道です。手放して生活が成り立つかの判断軸は維持費がきついときの判断記事に、車なしで子育てをする選択のリアルは車なし子育ては後悔するかに整理しています。

2と3のどちらに進むにしても、判断の土台になるのは今の車がいくらで売れるかという数字です。売却額が分かれば、ローン残債と引き算して「手放すと家計がどう変わるか」を具体的に計算できます。買取価格は業者によって差が出ることがあるため、1社の提示額だけで決めず複数社で比べるのが基本で、進め方は車の一括査定おすすめにまとめています。

また、車のローンやリースをボーナス併用払いにしていて、ボーナス月の上乗せがきつさの中心なら、それはこの記事の一般論よりボーナス払いをやめたい人向けの記事の出口整理のほうが直接役に立ちます。

住居費側が重い場合:金融機関への相談という道

住宅ローン側にも、見直しの道が一般にあります。より条件の良いローンへの借り換えと、いま借りている金融機関への返済条件の変更の相談です。

ただし正直に書くと、住宅側は車側と違って自分だけでは決められない部分が大きい道です。借り換えには審査があり、条件変更に応じるかどうかも金融機関の判断によります。手数料を含めると総支払いで損になる場合もあるため、「借り換えれば軽くなる」と決めつけず、必ず金融機関の窓口や専門家に自分の契約でどうなるかを確認してください。本記事で「いくら軽くなる」といった金額を示すことはできません。

なお、住宅ローンと車のローンの関係(片方が他方の審査や条件にどう影響するか)も、金融機関や契約内容によって扱いが異なります。ネット上の断定的な情報を鵜呑みにせず、これも借入先に直接確認するのが確実です。

どちらも軽くならない場合:家計全体を専門家へ

車側を見直し、住宅側も相談したうえで、それでも家計が回らない。あるいは書き出した時点で「削れる余地が見当たらない」と感じた。その場合は、個別のローンではなく家計全体をFPなどの専門家に見てもらう段階です。保険・通信費・教育費まで含めた全体の設計は、この記事の守備範囲を超えます。第三者に数字ごと見てもらうと、自分では固定費だと思い込んでいた項目に動かせる余地が見つかることもあります。

わが家の考え方

わが家は土地を買って注文住宅を建てたので、住宅ローンを抱えながら車の出費を考えるという状況は、まさに自分ごとでした。そのとき決めたのは、「車にかける月額は1万円まで」と先に上限を引いてしまうことです。その範囲でリース・購入・中古を実際に見積もって比べました。住居費と車費を同じ土俵で見ると、車は特別な買い物ではなく、外食や習い事と同じ固定費として見えてきます。上限から逆算する順番なら、「欲しい車」と「毎月の負担」を冷静に天秤にかけられます。正直に書くと、わが家は上限を先に決めたおかげで、二重の支払いに苦しんだ経験そのものはありません。だからその渦中のつらさを体験談として語ることはできませんが、「住居費と車費を同じ1枚で見る」「上限から逆算する」という順番は、見直しの場面でも同じように使えるはずです。あくまでn=1の話として参考にしてください。

やってはいけない2つのこと

出口を選ぶ前に、どの家庭にも共通する一般的な注意を2つだけ書いておきます。

  1. 延滞を放置しない。支払いが難しくなりそうだと分かった時点で、延滞が起きる前に住宅ローンの金融機関・車のローンの契約先に相談してください。相談にどう応じるかは各社の判断ですが、黙って延滞が積み上がってから動くより、先に相談したほうが選択肢は残りやすくなります。
  2. 新たな借入で穴埋めしない。毎月の返済のためにカードローン等で借りて充てる形は、その場はしのげても負担そのものが膨らんでいく危険があります。返済のための借入を考え始めている段階なら、それは個別の工夫ではなく、法テラスなどの公的な窓口や専門家に家計全体を相談すべきサインです。深刻な状況の対処法を、当サイトが断定することはしません。

診断のあとに進む記事

最後に、この記事で診断したあとの進み先をまとめます。

家計・ローンの判断は必ず専門家・公式確認を

本記事は一般的な考え方の整理であり、監修者はおりません。返済負担率の適正水準、住宅ローンの借り換え・返済条件変更の可否や条件、車のローン・リースの契約変更の可否は、収入・契約内容・金融機関や各社の判断によって異なり、本記事で断定することはできません。個別の家計の判断は、金融機関の窓口やファイナンシャルプランナー等の専門家にご相談ください。支払いが困難な状況にある場合は、契約先への早めの相談や、法テラスなどの公的な窓口の利用をご検討ください。料金・条件は変動するため、最新の情報は必ず各公式サイトでご確認ください。

まとめ|責めずに、1枚に書き出して、重い側から

住宅ローンと車のローンが両方きついときの順番は、次のとおりです。

  1. 自分を責めない。契約時と今とで状況が変わるのは普通のこと。きつさは「借りすぎ」の証拠ではなく、見直しのサインです。
  2. 住居費+車費を1枚に書き出す。ボーナス払い分も月割りに均して、手取りに対する合計の割合を出す。「何%なら安全」は断定せず、無理のなさは専門家と確認する。
  3. 重い側から手を打つ。車側が重いならダウンサイジング・定額化・手放すの3方向、住宅側が重いなら金融機関への借り換え・条件変更の相談。車側のほうが自分で動かせる選択肢は多い傾向です。
  4. どちらも軽くならないなら家計全体を専門家へ。延滞の放置と、借入での穴埋めだけは避ける。

家も車も、家族のために選んだものです。どちらかを諦める話に一足飛びに進む必要はなく、まず数字を1枚にして、動かしやすいところから直していく。それだけで、毎月の引き落とし日を迎える気持ちは変わってきます。

料金・条件は変動します。この記事は一般的な考え方の整理であり、ローン・リース・売却などの最新の条件は、申込前に必ず各公式サイト・契約先でご確認ください。

よくある質問(FAQ)

住宅ローンと車のローンが両方きついとき、まず何をすればいいですか?

最初にやることは、住居費(住宅ローン返済・管理費・固定資産税の月割りなど)と車費(ローンやリースの支払い・税金・保険・駐車場・ガソリンなどの維持費)を1枚に書き出して、手取りに対する合計の割合を出すことです。二重の支払いがきついと感じても、実際にどちらがいくら重いのかは書き出してみないと分かりません。合計と内訳が数字になれば、「重い側から手を打つ」という順番で考えられるようになります。

住宅ローンと車のローン、どちらから見直すべきですか?

書き出した内訳で重い側から、が基本です。そのうえで一般的な傾向として、車側は「ダウンサイジング」「月額定額への切り替え」「手放してカーシェア等に置き換える」など自分の判断で動かせる選択肢が比較的多く、住宅側の借り換えや返済条件の変更は金融機関の審査・判断が必要で、自分だけでは決められない部分が大きい、という違いがあります。どちらか一方に絞る必要はなく、車側の見直しと住宅側の相談を並行して進める形でも構いません。

住宅ローンの負担を軽くする方法はありますか?

一般に、より条件の良いローンへの借り換えや、いま借りている金融機関への返済条件の変更の相談という道があります。ただし、借り換えには審査があり、条件変更に応じるかどうかも金融機関の判断によるため、「必ずできる」「いくら軽くなる」とは言えません。手数料を含めた総支払いで損得が変わることもあるので、必ず金融機関の窓口やファイナンシャルプランナーなどの専門家に、自分の契約でどうなるかを確認してください。

支払いが遅れそうなときはどうすればいいですか?

いちばん避けたいのは、延滞をそのままにして時間が過ぎることです。支払いが難しくなりそうだと分かった時点で、延滞が起きる前に住宅ローンの金融機関や車のローンの契約先に相談してください。相談にどう応じるかは各社の判断ですが、黙って延滞するより選択肢は残りやすくなります。また、返済のために新たな借入で穴埋めする方法は負担が膨らむ危険があるため安易に選ばず、家計全体が回らない状態が続くなら、法テラスなどの公的な窓口や専門家に早めに相談してください。